リトミックの経験で養われる力とは？
今日はリトミックを体験する事で養われる力について、お話したいと思います。
そもそもリトミックとは、スイスの音楽家、
教育家であるエミール・ジャック＝ダルクローズが創案した教育法。
音楽教育にリズム運動などを取り入れる事で、人間が人間らしく生きる為に必要な自己表現出来る力などを引き出されると言われています。
「音楽が速い時には、速く歩きましょう」
「ゆっくりになったら、ゆっくり歩きましょう」
「ドンっと鳴ったら座りましょう」
と言ったように、先生のピアノの音を聞き分けて、子供達は走ったり止まったり、全身を使って瞬時に反応していきます。
これこそがリトミックの特徴です。
「大きい音でゆっくりした音楽に合わせてクマさんの動きをしましょう♪
小さい音で速い音楽に合わせてネズミさんの動きましょうね♪」
このように、音楽が鳴って、それに合わせて動く「即時反応」
「即時反応」は脳を多いに刺激します。
例えば、車の運転でもそうですが、交差点を右折しようとするとき、
状況に応じた判断や行動力が必要ですよね。
リトミックで音楽を聴いて動く時も同じです。
音を聴いてどうするのかを、自分の頭で判断して自分で考えて動く事で、考える力や表現力も生まれ育まれていくのです。
子供の頃に、こうしたリズム運動をしていると、セロトニンと言う物質が活性化され、
音、体、言葉を結びつけながら、乳幼児期にリトミックを遊びの中で学習する事で、
就学後の効果も期待出来ると言われています。
生活面では集中力がつくので、状況に合わせて、パッと反応して、すぐに切り替えられるようになります。
また、こうなりたい、こうやりたい、と思った時にその通りに動けるようになってますので、
反射神経や、即時反応が養われ、目標まで計画的に進めていく事が出来ると言われています。
リトミックをしたからと言って、単純に学校の成績が上がると言うものではありませんが
、自己表現させるリトミックは、
その子の個性を育て、成長の可能性を広げ、
経験者には、子供の頃の夢を叶えてる人も
多いとも言われています。
このように、乳幼児期からのリトミック経験が、人間形成の土台がしっかりと培われていき、お子様の個性、表現力を引き出されていくと言われています。
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